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About me
【奥西 麻衣子】

出身:大阪府

趣味:食べること、旅行、サルサ

 

日本語教師になった下心としては、学期休みを利用して旅行に行けることです。
現実逃避したくなると、skyscanner(航空券の検索サイト)で妄想旅行します。ワールドミュージックが好きで、ベリーダンス、ボリウッドダンス、サルサ等色々な踊りに手を出していますが、未だに骨盤は硬いです。

 

略歴:

2008年 関西外国語大学外国語学部英米語学科 卒業

2010年 立命館大学国際関係学部国際関係学科 卒業

2016年 お茶の水女子大学人間文化創成学科比較社会文化学 入学

 

昔から、国際交流に関わる仕事がしたいと考えていました。学部時代にインターン先の機関で、世界中から集まった人たちが日本語を共通語として話しているのを見て、日本語で人と人がつながったり、新しい世界/コミュニティを創ることができるのかと、衝撃を受けました。ことばの教師になろうと思ったのはこのときで、卒業後、別の仕事を1年ほどしてからフィリピンにて日本語教師デビューしました。教師初仕事ということもあって毎日ボロ雑巾のようになり、「早くおうち帰りたい・・」と願いつつも充実した3ヶ月半でした。続くマレーシアでは、日本留学を目指す学生への予備教育を行っていました。ここでもやはりボロ雑巾の日々でしたが、マレーシアが居心地が良すぎて、気づいたら3年半経っていました。

大学院進学はずっと温めていたのですが先延ばしを繰り返し、教師仲間から「このままだと茹でガエルになるよ。」という指摘で一念発起、現在に至るという感じです。

 

お茶大での二年で、とことんさまよって、新しいものに出会い、少しずつ道を切り開いて、自分の山が築けたらいいなと思っています。​

【受験勉強】

・研究計画

「研究なんてできるのかな」と思っている方もいるかもしれません。大学院は研究者の卵を育てるところです。大それた研究をする必要はなく、今ある自分の興味・関心を掘り下げてみようという気概でいいと思います。

「研究テーマが見つからない」という人は、まずは、自分の興味・関心・疑問をとにかく書き起こしてみることをおすすめします。わたしはマインドマップを書いて、図書館やネットでキーワードにひかっかる文献を読んでいきました。いくつか読んでいけば、自分の考えていることとシンクロする文献や文言に必ず出会います。「面白い」「もっと知りたい」と思ったら、研究計画の構想を具体的に練り始めていくと良いです。

 

・大学院選び

これが一番最後まで悩みました。わたしの大学院選びのポイントは、国立であること、研究テーマを指導してくれる先生がいるところ、日本語教育で多くの研究者・教育者を輩出しているところ、ゼミの雰囲気や指導教官の人柄でした。情報収集は、大学院進学説明会や公開授業に参加したり、教師仲間の友人に聞いて情報を集め、研究室選びについては、研究関連の文献を読んでは著者の所属大学院をチェックして指導してくれそうな先生を探し、メールでコンタクトをとりました。そうして大学院を2つに絞り受験、合格したものの、煮え切らず・・・お茶大、受けてみようかなと思い立ったのが去年の12月です。

当初、お茶大は高嶺の花に思い(笑)考えていなかったのですが、現在の指導教官である佐々木先生にアポイントをとったところ快く面談に応じてくださり、「ここがいい!」と思いました。それまで他大学の何人かの方とやり取りをしましたが、ここまで真摯に、熱心にお話を聞いてくださったのは初めてでした。「お茶大の先生はみな、研究者であり、教育者。みんな教えることが大好き。」という先生の言葉は、いま本当にその通りだと感じます。

 

・試験対策

日本語教育の基礎的な知識が学べる本、第二言語習得などの特定の分野の本を50冊ほど読みました。途中から読んだことが全然咀嚼できていないと気づいて、ノートにまとめるようにしました。受験直前はノートと『研究社 日本語教育事典』(近藤安月子、小森和子編)を繰り返し、過去問は目を通して傾向をつかみ、書く練習はほとんどしませんでした。(書けなくて自信喪失するのが怖かったので・・)

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